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高品質の溶接技術で医療・航空機産業へ

ステンテス・アルミ・チタン・マグネシウム・インコネルなどの溶接・レーザーによる微細溶接の技術と高い品質。医療・航空機産業における先端プロジェクトへの参画のほか、抗菌めっきメーカーとのコラボレーションによるオリジナルブランド「抗菌富士®」の展開など、様々な取り組みにチャレンジしている。熟練した職人技と先端レーザー加工技術を合わせ持つ技術者「先端職人®」を育成して、次世代のモノ創りに対応できる技術と、少量多品種のプロダクトに対応。

  • ステンテス・アルミ・チタン・マグネシウム・インコネルの溶接
  • レーザーによる微細溶接
  • 医療・航空機産業における先端プロジェクトへの参画
  • オリジナルブランド「抗菌富士®」の展開
  • 職人技と先端レーザー加工を融合させた「先端職人®」の育成
  • ISO9001、JIS Q 9100 の認証

有限会社岩倉溶接工業所
〒427-0011 静岡県島田市東町2093-1
TEL 0547-37-4585 FAX 0547-37-5208
ホームページ http://www.iwakura-weld.jp/

職人さんが作ってきた医療器具を製作

いろいろな展示会に出たら、医療器具の細かなレーザー溶接や職人技の加工をやって欲しいということがあった。鋼製器具は今まで職人さんが作ってきたもので、並べてみると寸法がバラバラだったりする。そもそも図面がない。今まで作ってきた職人さんがいなくなって、何とかしないといけないという要望があって、医療器具を始めた。

モノも難しい。図面もない。

医療器具は感覚の部分が大きいと思う。バネが付いている器具がある。握った時のバネの強さとか、医療器具一つで手術が変わる。細かなところを顕微鏡で見ながら切ったりする。そこで切れないと手術ができない。ドクターは器具のクオリティが患者さんの負担軽減につながると言っていたがその通りだと思った。

染色バスケット・バットの製品化

浜松医大で、病理検査の先生がつかうもの。組織を採ってガラスの板に乗せて液体に入れて検査しているが、その液が高価。今までは20枚入りの染色バスケットがあったけれど、一度に20枚も検査しない。染色バスケットが大きいと液がたくさん必要でもったいない。小さくしたバスケットが欲しいとなった。バットも大きいものしかないので、合わせて小さいのが欲しいとなった。もともとガラスでつくられていたが、ガラスがなくなったのでステンレスで作ることになった。

大きいのを小さくしてくれと言われただけだが、作り出したら大変だった。使用するガラス板はメーカーによって厚さも精度もバラバラ。スムーズに入らないといけないが、よく使うものに合わせて作ったのに、入らないものがあるって言われる。他にも、中の溝に直接入れたいが、それも面倒くさい。その中に入るバスケットが欲しいと言われて、4枚まとめて入るようにした。技術的な難しさより、お客さまのリクエストに応えるほうが難しい。おかげさまで染色バスケットは学会で発表していただいている。最終型はこれより小さくなっている。

肛門鏡の製品化

検査用の器具。医療メーカーから、これを作るところがなくなって久しいけれど復活させたいということでハミングに話があった。ステンレス部品をアルゴン溶接して、蝶番の細かなパイプはレーザー溶接でやっている(アルゴン溶接だとパイプが溶けるため)。パイプのところを溶接するのが難しかった。橋本エンジニアリングさんが作って、うちで仕上げ、橋本螺子さんから出荷される。

介護現場用歯ブラシ立ての試作

これまでの歯ブラシ立ては試験管を立てるような格子状になっていて、動かそうと思うと倒れてしまう、何とかしたいということで、デザイナーに依頼して作ったもの。歯ブラシと歯間ブラシ、舌用ブラシを1セットずつ置けるようになっている。サンプル品は鉄製で、表面を抗菌めっきしている。鉄を使ったのは磁石が付くので名前シールを張らなくても使えるため。歯ブラシと歯ブラシが当たらないようにデザインした。全部バラバラにして洗えるようになっている。介護福祉施設だけでなく、幼稚園や保育園にも需要が見込める。

ハミングオリジナルブランドを

ハミングは4社の技術がそれぞれ違うので、4社がまとまって一つの物をつくったりしたい。ハミングブランドを、世に出していきたい。橋本エンジニアリングさんの車いすも波及効果があると思う。橋本螺子さんのねじブロックもかなり反響があるので、突破口にしたい。うちは少量多品種が得意なので、そこを活かしたい。量産になれば榛葉鉄工所さんがいる。